セカンドライフの歩き方⑤〜どんな農業をするのか?お米作りをやめたい〜

早期退職して農業を始める。そこまでは決めたが、さて
どの様な農業をするのか?

もう若くは無いので、今さら、体力勝負の農業は避けたいし…。

先ずは妻の父親がどのような農業をしていたのか調べた。
もちろん、お米作りは先祖代々続けて来て農業の中心であった。
その他にキャベツを作ったりトマトやほうれん草をやっていた
時期もあった様だ。

野菜は儲かる時は儲かったが、価格が下がると大赤字。
年を取ってからは体力が持たずやめた様である。

米作りも機械投資が大きい一方で、お米の価格が下がり近年は
赤字だった様である。

日本人の主食であるお米を赤字を出して作っているとは!

ビジネスマン魂が刺激され、経費や売上単価などを分析したが
規模を10倍くらいにするか、自分で小売をするかしない限りは
状況は変わりそうに無い。

「お米作りをやめられないか?」

妻や義母に打診したが沈黙されるだけ。この家の歴史が先祖が
それを許さない。

仕方がない、米作りで損をせず、その他の作物で利益を出そう。

出した暫定案は…
⚫︎お米作りの経費を徹底して下げる
⚫︎なるべく自分でもお米を売れるようにする
⚫︎新しい作物に取り組む

自分でお米を売るためには、ブランド化やインターネット販売
も考えられるが、そう簡単ではないし競争も厳しい。

自分は”摘み取り農園”というスタイルを作って、お客様が農園に
来てお米を買ってくれる様になったら良いな…。そんな方向性を
目指してみることにした。

採れたての新米を精米したてで農家が直売。しかも、スーパー
などよりも安く買えるなら、まさにウィンウィンではないか?
皮算用だけはできた。

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