ブルーベリー剪定の仕上げ作業

今日からブルーベリー剪定の仕上げ作業を始めました。

本格的な剪定は2月上旬までに終えていたのですが、
今回は、切り残しがないか、寒さ被害の枝が無いか、
そして花芽の数が適切かを確認して回ります。

特に花芽の数の調整は神経を使います。

多くつけすぎると、それだけ実を多く付けてしまうので
木が弱ってしまいます。かと言って、最初から数を絞って
しまうと、受粉率が悪かったりすると十分な収穫ができなく
なってしまうのです。

ですから、3〜4回に分けて、少しずつ適正な量に調整
していきます。今回が2回目ということです。

品種によって差があるのですが、この様に、寄り添って
花芽ができていることが多いのです。

仲の良い夫婦の様です。

でも、このままでは栄養を分け合ってしまい、大きな実
になれないので小さい方を取り除きます。

ちょっと可哀想な気持ちになりますが…。

このように大きな花芽だけ残します。

ちなみに、この様に3つの花芽が連なっていることも多い
のです。

これも可哀想なのですが、真ん中の大きな花芽だけ
残して、あとの2つは取り除きます。

多少時間のかかる作業ですが、一本一本の樹に話し掛ける
ように作業を進めていくのは楽しいものです。

1週間で400本の作業を終える予定です。

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