こんにちは。
すえまつブルーベリーファームです。
今日は久しぶりに寒さを感じる1日でした。
でも、本当に久しぶりです。
年明けからの毎日は、本当に良い天気でポカポカと
気持ちの良い日が続きました。
そんな最高の環境で剪定作業をしていると、ブルーベリーの
狂い咲きがまたまた気になりました。
10日程前に見た時よりも、更に多くのブルーベリーの花が咲いて
いる様に思います。
例年は11月頃に狂い咲きが発生して、その後の寒さで枯れて
しまうのですが、今は1月です!
この時期に狂い咲きが多発するなんて!
この花芽は咲いてはいないけど、ここまで膨らむと、もう春に
花を咲かせる事は難しいでしょう。
驚いたのは、花の狂い咲きだけでは無く、葉芽からも新葉が
出て来ているのです。
この新芽の周りにはアブラムシなどの小さな虫が集まり、
それにクモも来ていました。
これは、正に春の光景なのです!
もうこれは「狂い咲き」では無いですね?
もしブルーベリーが意思表示できるなら…
「狂い咲きって失礼やな!狂ってるのは俺やないで!
天候が狂ってるのとちゃうか?それは狂った人間のせいと
違うんか?」と言うかもしれませんね…。
もしかしたら、それ程遠く無い将来、この地でブルーベリー栽培
ができ無くなるかもしれませんね。ブルーベリーは本来、寒冷地の
果樹ですから。
そして、子や孫の代まで、豊かな自然、そしてこの
美しい田園風景を残していけるのでしょうか?
地球温暖化の影響が、ここすえまつブルーベリーファームにも
及びつつあるのだなと、ふっと実感した年明けでした。