ブルーベリー養液栽培システムの給水系統追加作業をやってみた

こんにちは。
すえまつブルーベリーファームです。

当園のブルーベリーは養液栽培システムという方法で
栽培されています。

その核となるのが、この液肥混入機なのです。

パイプを通じて送られてくる農業用水が一旦、右側に見える黄色い
タンクに貯められます。

そして予め設定された時間になると、中央に見えるコントローラー
からの指示で、左に見える黒いタンクの中の液肥が水と混ぜられて
ブルーベリー園に送られていきます。

液肥の濃さや給水する長さなども自由に設定できる優れものです。

全部で6つの給水系統を設置できて、1000本以上のブルーベリーを
育てることができるそうです。

当園は400本しかないので2系統だけ使っていたのですが、新たに
ブルーベリーを増設することになり、またハーブへの給水も必要な
為、あと2系統の給水パイプを増設することにしました。

京都にあるブルーベリー関連の業者さんに増設作業を依頼していた
のですが、よく考えたら自分でもできるかも…。

という事で、必要なパーツを送ってもらい自分でやることに。

届いたのが、この電磁弁というやつです。

これをコントローラーにつなげる事で、決められた時間に、この弁が
作動し水や肥料を送り出してくれるのです。


元々は2つの電磁弁が付いていたので、その横の壁に穴を開けます。
鉄板に穴を開ける工具が無いので、電気ドリルで小さな穴を開けて
それを繋げていきます。面倒ですがお手のもの。


電磁弁から延びる端子は、ここのパネルに繋げます。

以前の私は、こんな複雑そうなパネルを見るだけで、自分には無理と
決め込んでいましたが、極めて簡単なのですね。


新型の電磁弁2個が旧型の横に並びました。


最後に電磁弁を小屋裏迄延ばした新しい給水パイプに繋げて完成です。
ここから、新たなブルーベリーエリアとハーブ園に水や肥料が送られます。


見えにくいですが、無事にブルーベリーとハーブに給水されています。


来週には新しいブルーベリー苗が届く予定です。

この小さなブルーベリーエリアも、ブルーベリーの子供達で
賑やかになる事でしょう。

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