厄介者達との終わりなき戦い(3)

こんにちは。すえまつブルーベリーファームです。

ブルーベリー栽培の厄介者との戦い。

最後はコガネムシです。

コガネムシはブルーベリーの木の根元の土中に卵を産み、生まれてきた幼虫が根を食い尽くして枯らしてしまいます。

被害に気がつくのが難しく、木がグラグラして来て気付いても手遅れなことが多いのです。

当園では写真の様に、植木鉢内部を2重のシート(ネット)で覆ってコガネムシが簡単に産卵できないようにしています。

当初はコガネムシ対策だけではなく、雑草対策にもなると思ってシート張りの作業をしました。

結果、雑草の抑制には多少の効果はあったものの、やはり伸びてくる雑草も多かったですね。

それ故、施設したシートがダメージして張り直したりする作業が結構大変だったりします。

でも、コガネムシ対策としては大きな効果を上げているように実感しています。

ここ数年はコガネムシ被害はほとんど出ていないのです。

前回触れた防虫ネットなどの対策も合わせて、コガネムシとの戦いに勝利しているように思います。

3回に分けて触れてきた「厄介者達との戦い」。

かなり多くの時間とエネルギーを費やし、その終わりはないのですが、美味しいブルーベリーを育て、お客様に選ばれる農園にする為に、今後もその闘いを続けていきます。

↓