下町ロケット。違和感満載だけど涙…。

こんにちは。
すえまつブルーベリーファームです。

1月2日のTBSドラマ下町ロケット特番見ましたか?

人気ドラマなのに、今回は農業がテーマ!
珍しいし、嬉しいです!

自動運転のトラクターやコンバインの開発にまつわる
感動ドラマなのです。

涙もろい私は、当然のように涙を流しながら見ておりました。

が、お米も作っている農家目線で冷静に見ると違和感満載でした。

台風で稲が被害を受けるのを避けるため、台風直撃の前に
稲刈りを終わらせようと奔走するのですが、あんな大雨で
稲刈りはできないですよね…。

高価なコンバインが一発で壊れてしまいます。

しかも、超大型のコンバインなのに、刈り取った籾をコンバインから
排出するのに、小さな袋に入れて出していました。

普通はコンバインから伸びるアームから直接、大きなコンテナに
排出するのです…。

そもそも、洪水で土砂が田んぼに流れ込んで来ない限り、
台風で稲が倒れても問題なく刈り取りができるので、全滅する事は
無いのです。

ああ、そこも違う。あそこも、おかしい…。

などと頭を傾げながらも、とても楽しませてもらいました。

スポンサーがクボタでしたから当然助言は有ったのでしょうが
普通の視聴者が理解しやすく、感動的な演出にしたのでしょうね。

ドラマの中では、

農家が高齢化し、農家の数も減っている。
自動運転のトラクターやコンバインを開発して日本の農業を救う。

と熱く語られていました。

勿論、無人でトラクターやコンバインが動けば、こんなに楽な事は
ありません。

でも、一体、いくらするのでしょうか?

実際にも既に発売されているのですが、
1台、1千万円以上するので、普通の零細農家はとても買えませんね。

我が家のトラクターもコンバインも廉価モデルですが、それでも
100万円超。高価です!

サラリーマン時代の蓄えから泣く泣く買った大事な愛機。

確かに、ドラマの中で、田んぼの広さが、20町歩や40町歩などと
言っていたので、大規模農家が前提ですね。

我が家は、畑を入れても2町歩程度ですから…。

いつか100万円以下で自動運転トラクターが出ないかな?

農機具メーカーさん、お願いします!


今年も頑張って美味しいお米を作ります。

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