こんにちは。
すえまつブルーベリーファーム園主です。
健康第一とよく言われますが、セカンドライフで農業を
始めたからには健康でないと仕事になりません。
ここ迄来るのに横浜の家を売り、妻の実家の築100年の
離れをリフォーム、ブルーベリー関連投資、農業機械
購入…ゾッとするほどお金を使って来ました。
全てセカンドライフで農業をする為です。もし、健康を害して
農業が出来なくなったら、これまでの投資が水の泡です。
正直、60歳近くになって、いきなり農業を始めるのは
リスクがあると感じています。と言うのは…
3年前、ブルーベリー園をやると決め、サラリーマンを続けながら
先ずは植え付けをおこないました。その時、重たい植木鉢などを
無理して運んだりした為に、ある日から突然、夜間に手が痺れる
ようになりました。
朝起きたら手の感覚が無い程の痺れが毎晩続き、やがて痺れが
強張りに変わり、午前中は手が握れないようになって来ました。
何軒も病院に行きましたが確定診断は出ず、分からないとのこと。
その時点では、未だ退社していなかったので、早期退職を取りやめ
ることも真剣に考えましたが、もう公表していたのでそれはできま
せんでした。
不安を抱えたまま農業を始めましたが、夜間の手の強張りは相変
わらず。なるべく力仕事を避け、リハビリに通いながらブルーベリー園
開園準備を進めましたが、手の強張りは悪化していきました。
やがて午前中は字が書きにくく、ボタンを掛けるのも一苦労という
状態に。発症してもう2年。
農業を諦めることも覚悟するか…。
そう思い出した矢先、突然、手の強張りが緩和し始めたのです。
理由は恐らく、他の病気の治療で処方された炎症緩和のクスリが
たまたま手の強張りを引き起こしている炎症にも効いたのでしょう。
それしか考えられません。
今も夜の強張りは続いていますがずいぶん軽くなりました。
あまり手を酷使しないように気を付けながら農業を楽しんで
いますが、常に不安と隣り合わせと感じています。
セカンドライフは健康第一。
少し肩の力を抜いて、無理をしないようにセカンドライフを歩いて
いきたいものです。